すず屋。について。

すず屋 。(@ayuzu_s)

ヌードアートモデル、写真資料家、文筆家。

学校でインターネットの授業が始まった世代。ネットとケータイ普及のおかげで性知識を得ては実践を繰り返すアホな男子として小学生時代を過ごし、五年生で自分がゲイだと気づく。

同年「家庭用たいこの達人」のバチでアナル処女を喪失する。

写真を始めたのは中学二年生。当時カメラ付き携帯で自撮りするゲイの中高生の集まる掲示板が流行し「人と同じではつまらない」とセルフタイマーを使い誰かに撮られた様な演出をしたのが活動のきっかけ。

(1st写真集「Licht」の巻末の写真に掲載。)

中学二年生の夏、塾講師の男と初体験を済ますとそのまま男同士のセックスにズブズブとハマる。

何も知らないまま入学した学校の1時間目の授業が「瞑想」ではじめてそこが宗教校と知る。全てにおいて肌に合わずパニック障害を発症し、一年で退学。
基本的に部屋で寝て過ごし、元気があればネットで知り合った男との行きずりセックスをして生の実感を得ながら様々な経験値を上げていく。

最終的に鬱状態で寝たきりとなるものの「明日親が死ねば自分にも未来は無い」と気づき、瞬間的に正気を取り戻す。その日のうちに学校入学と一人暮らしを決意、結果さらに性に奔放に生きることとなる。

学校卒業後

前述の後遺症で電車通勤と接客とオフィスワークができない体だとわかり、精神を完全に壊す。

首にタオルを巻いてぶら下がった瞬間に「あっ、これくるしいわ。」とシラフに戻り、かつてより聞かされていた「死ぬ前の人間は騒がない」の意味、簡単には死ねないこと、いつかは必ず死ぬことに気づく。

「どうせ死ぬなら何かやらかしてから死にたい。」と2014年から美術教室や個人撮影などでヌードモデルとして活動。「ルックスに自信がない人間がルックスを売りにする世界に飛び込んだら何が変化するか」という身体を張った実験だった。

結果、勘違い、ナルシスト等様々な誤解を受ける事になる。

2015年夏より同人サークル「創業十年すず屋本店」での同人活動を開始。

「漫画から抜け出てきた様な写真が作りたい。」と自撮りを中心にした男性ヌードをトレースフリー資料として制作し始める。

主にBLジャンルの同人、商業作家、小説作家から支持を得る。

16年春、新書館「漫画家と作るBLポーズ集」シリーズのオファーを受け、

「妄想ポーズ集」の制作を開始。

発売後一週間で重版出来、現在6刷のベストセラー。

同年冬に第二弾「妄想ポーズ集 SPROUT」

翌年には1st写真集「LICHT(リヒト)」を発表、いずれも重版出来となる。

同時開催の写真展「行方不明」では銀座モダンアートギャラリー史上最多の動員。

2018年には2nd写真集「Fake it」を発表。台湾、日本で「突発的写真展」を行う。発売と同時開催の「Fake it tour」ではアニメイトなど4社の協力で7都市を巡る写真展ツアーを行う。

それからは資料性の高い男性のアナルを再現したオナホをアダルトグッズメーカーと開発し販売、「やたもも」のはらだ氏にそのイラストを依頼したり、江戸BLの金字塔「百と卍」の同人写真集を作者の紗久楽さわ先生と合作する等、精力的に人と仕事できる人になろうとする。(なれなかった)

BL雑誌「Cheri+」に男の同性愛と性をテーマにしたエッセイ「妄想資料室」も無事に6年連載、書籍化を果たすも恥ずかしくて宣伝できてない。

自身の体験した性倒錯的な話題を文才がないにも関わらず必死に書く。

並行してTwitterでは生き方に悩んだ人に向けてあれこれ話をしていく様になり、そのうち全ての活動の理由が「自分の話で誰かを救いたい。」だと知る。

笑っている間不幸な人間はいない。

どうせ話すなら笑える話がしたい。

座右の銘は「良くも悪くも3倍返し」

柔らかいディルドの芯材で直腸を切り裂き、1ヶ月寝込んだことがある。

2022/11/すず屋。

すず屋。について。” への1件のフィードバック

コメントを残す